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地域と思いを共有し…

 7月2日~4日の3日間、本校の6つの学区ごとそれぞれで、地区懇談会が行われました。
 本学区では、昨年度末に川南地区義務教育学校の設置が正式に決まり、いよいよ開校に向けての準備が始まります。6つの小学校と1つの中学校を合わせた川南地区唯一の学校になるわけなので、地域に根差した川南地区ならではの学校にしていく必要があると感じています。
 「地域とともにある学校づくり」・「学校を核とした地域づくり」を一体的に進め、学校を取り巻く、地域や企業、各種機関等がゆるやかにつながるネットワークの中で、子ども達を支援していく仕組みをつくっていくことが重要だと思っています。

 そのため、今年度の地区懇談会には、庄内教育事務所社会教育課の社会教育主事の方をお招きし、「これからの学校と地域~学校と地域の連携・協働~」というテーマでお話をして頂きました。
 社会教育主事の方からは、「単に、地域からのお願いを受ける、学校から地域にお願いするというだけの関係ではなく、子どもに関わるすべての人たちが”パートナー”として、どんな子ども達に育ってほしいか、どんな学校になってほしいかという思いや願いを共有し、みんなが同じ方向を向いてみんなで協働して、社会総がかりで子ども達を支援していくことが、これからの学校、これからの地域に求められている」というお話がありました。地域の子ども達のことを語り合い、自分の立場でできることを実践に移し、子どもに関わる活動に参画することで、大人同士のつながりが生まれ、持続可能な地域づくりにもつながることもお聞きしました。

 そのお話を受けて、早速「どんな子どもになってほしいか」「どんな子どもに育ってほしいか」を参加者全員でワークショップをしました。
 現役の保護者の方もいれば、地域の自治会長さんや民生委員さんなど、地域で子ども達に関わってくださっている方々もいらっしゃったので、様々な声をお聞きすることができました。
 人を大切にできる子に、学びを楽しめる子に、夢や志がある子に、自分で考えられる子に、自分を表現できる子に、困難にめげない強い子に、地域を大切にできる子に、健康で元気な子に、などなど、たくさんの願いや思いが出されました。
 今後も、地域の皆さまと思いを共有する時間を重ねながら、学校と地域が総がかりで子ども達を支援するための協働体制づくりを進めていきたいと思っています。

 地区懇談会のまとめは以下よりご覧ください。