
Photo by
kazu_uchida
デフリンピックに卒業生が出ます!
デフリンピックは、デフ+オリンピックのことで、デフとは、英語で「耳が聞こえない」という意味なので、デフリンピックは、国際的な「きこえない・きこえにくい人(ろう者)のためのオリンピック」ということになります。障がい者スポーツというとパラリンピックが有名ですが、パラリンピックは競技自体がオリンピックとは違っていたり様々な障がいをもった人が参加したりしているのに対し、デフリンピックは、ろう者だけが参加でき、競技自体もオリンピックと同じ陸上やスキー、水泳、卓球などの競技で競うことになっています。国際ろう者スポーツ委員会が主催し、4年に一度開催されていて、今年は100周年の記念大会が開催されることになっています。実は、パラリンピックよりも歴史が古い大会なのだそうです。
【デフリンピックについて紹介しているサイトと新聞記事】
その記念すべき大会が今年の11月に日本で開かれるとのこと。そして、その大会に四中卒業生の齋藤心温さんがデフ・サッカーの選手として出場することになりました。デフ・サッカーは、オリンピックのサッカー競技と比べて、ランプや旗で競技の合図をするという違いはありますが、基本的なルールは、オリンピックのサッカー競技と同じだそうです。
【東京デフリンピックの大会サイト】
齋藤さんは、小学校からサッカーを始め、四中でもサッカー部に所属して練習を頑張っていたと聞きました。現在は新潟県にお住いで、仕事もこなしながら、デフ・サッカーの練習に励んでいるそうです。来年度は、四中で齋藤さんのお話を聞く機会を設けたいと思っています。オリンピアンとなった齋藤さんを四中生みんなで応援しましょう!
【齋藤心温さんについて紹介された新聞記事】