あたたかな町に・・・
社会福祉法人酒田市社会福祉協議会の会報「ふれあい」の題字は、酒田市の各学校の子どもたちが持ち回りで書いています。
令和6年10月号の題字は、本校の番でした。社会福祉協議会さんから依頼を受け、美術部に制作をお願いしたところ、写真のようなとても素敵な題字が完成しました。表紙中央の写真は、モンテディオ山形ユースのみなさんが、7月の豪雨災害で被災した住宅の泥だしボランティアをしている様子です。本市の被災地では、今なお復旧作業が行われており、生活再建に向けて人々が必死に前を向いて歩きだそうとしているところです。
そんな時期に題字制作の依頼を受けたので、「ふれあい」という題字の中には「手」が入っています。題字を書いてくれた庄司陽茉莉さんは、その思いを「ふれあいということで、『手』をイメージしたレタリングを意識しました! 酒田がどんなことがあっても温かい人たちであふれることを願っています」と記しています。あたたかな思いが感じられるメッセージに、社会福祉協議会の担当の方からも「感激した」というお言葉をいただきました。
復興にはまだ時間がかかりそうですが、あたたかな人・あたたかな町として、誰かを支えることができる「私」でありたいと改めて思いました。
【下に「ふれあい」の表紙全体を掲載しています。なお掲載にあたっては、社会福祉協議会さんの掲載承諾を頂いております。】