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「働く」って!?

 2年生は、9月4日(火)・5日(水)の2日間にわたって、職場体験学習を行いました。
 教育、農業・工業、調理、サービス、公務、販売、美容、動物、建築、医療介護と様々なジャンルの中から、自分が体験してみたいと思うものを選んでの「働く」体験です。

 実際に職場に出向いて体験をすることで、普段では感じることのできない貴重な学びがあったようです。

ホテルでのベッドメーキング
警察署では指紋採取を体験
スーパーでの品出し
美容院ではパーマのかけ方を練習

 はたらくの語源は、はたを楽にすることだと言われています。「はた=傍」とは、自分以外の人。「楽」とは楽にする、楽しませることです。たとえば、家族を楽にするために、食糧を採ってくることも、洗濯をすることも、地域のために橋を造ることも、あるいは雪かきをすることも、働くことです。つまり、働くということは、「社会全体の人々を精神的にも金銭的にも豊かにする」という意味なのです。自分自身に与えられた能力や得意なことを活かして働くことが、誰かを楽にし、そして誰かの働きが自分を楽にしてくれている。そうやって社会は調和し、成り立っているのです。
 職場で働いている方々、自分の家族や身の回りの人達は、どんな「はた」の人たちに「楽」を届けているのでしょう? どんな「はた」を「楽」にすることをしているのでしょう? そして、生徒のみなさん自身は、どんな「はたらき」をしていくか、どんな生き方をしていくのか考える機会になるといいなあと思います。
 お忙しい中、職場体験をお引き受け頂きました各職場の皆様方、大変ありがとうございました。