前期生徒総会を行いました
R6のスローガンは「Ⅳew Step ~未来への一歩~」に決定!
5月29日(水)は、前期生徒総会でした。
事前に学級討議で話し合った執行部活動方針・スローガン、各委員会の年間活動計画などについての質問・意見・要望をもとに質疑応答が行われ、それぞれについて承認を受けました。
今年度のスローガンは、「Ⅳew Step~ 未来への一歩~」。今期の生徒会テーマ「進化」に合わせて、新しいことに挑戦、SDGsを行い未来へつなげる、将来や夢に向かって段階を踏むという思いを込めています。(New Stepの「N]にはギリシャ語のⅣ(4)を使って、四中の4を表しています。)
意見表明の際には、「~だから、~がいいと思う」など、意見の根拠となることを明確にしていましたし、「~した方がいいのではないか」という小さな気づきを声にして発表してくれている点が、とてもいいなあと思いました。
議長さんがとてもハキハキとした声で議事を進めてくれていたことや執行部のみなさんの事前準備の丁寧さにも感心しました。
その他、「タブレットの約束」についても審議し、約束の語尾には、四中【よんちゅう】らしく、語尾に「~よん」をつけた親しみのある4つの約束を決めました。(詳細は下のファイルをご覧ください。)
総会の後半では、昨年度の後期生徒総会より引き続き取り組んでいる「きまりの見直し」について、全校で話し合いを行いました。
そもそも、なぜ社会にはきまりやルールがあるのか、学校にはどんなルール(校則)が必要なのか、そんな大前提の部分からの話し合いです。総会の場では、きまりを見直すにあたって大切にしたいことはどんなことかをテーマに、活発な意見が飛び交っていました。
≪話し合いで出されていた意見≫
みんなの安全・安心が守られる
みんなの意見が取り入れられる
個性や多様性が尊重される
世の中の常識や社会のルールに合っている
誰も不快にならない、誰にも迷惑をかけない
全員が納得できる
過ごしやすい
TPOに合う
生徒だけでなく、先生、親、地域の人などの意見も取り入れる
困っている人が出ない
勉強のしやすさ
学校生活に支障が出ない
こうした意見をもとにして、これから執行部のみなさんがさらに話し合いを重ね、四中にふさわしいきまりを作っていくことになっています。
”そもそも”から考えていくことはとても手間もかかり、大変な作業ではありますが、こうした話し合いを繰り返し、合意形成をしながら、誰一人置き去りにしない案を作り出していくことが、今、子どもたちに求められている力でもあります。
日本の子どもたちは、自分で社会を変えらえると思っている割合が他国と比べて圧倒的に低いのですが、それはそういう経験がなかったからだとも言われています。きまりの見直しの取り組みは、生徒自身の手で学校を創っていくことになり、それがひいては、社会を創っていく意識にもなっていくものと思います。
スローガンの「Ⅳew Step ~未来への一歩~」の通り、一歩ずつ未来に向けた歩みを進めていきたいと思います。