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こどもと大人で考える「ⅣewStep」

 1月29日、第2回学校評議員会が行われました。
 学校評議員とは、地域住民の学校運営への参画をはかるために、平成12年から学校教育法施行規則によって定められている制度です。本校では今年度、6名の方から学校評議員をお引き受けいただき、学校運営に対する貴重なご意見をいただいております。
 
 その第2回目は、新生徒会役員の生徒たちを加えて、こどもと大人が一緒になって、来年度の四中の「Ⅳew Step~次なる一手~」を考えました。今年度行った学校評価アンケート(生徒用・保護者用)の声を参考にしながら、「どんな学校にしたらいいのかな?!」、「こんな学校だったらいいよね!」、「こんなことをしたらいいんじゃないかな!?」……など、様々に語り合いました。

えんたくんボードを囲んで…

 その中で語られていたことは・・・。
◎たくさんの人とつながろう
・たくさんの多様な人たちとつながりたい。
 (同級生、上級生・下級生、地域の方々、世界の人たち)
・心理的安全性がある環境をつくりたい。
 みんなが楽しく過ごしやすく、一人一人が笑顔でいられる学校に!
 上下関係や先生と生徒の壁がない状態だといいね!
・一人一人の意見が尊重できるようにしたい。
 個性を大事にしながら、他者を尊重できる人に!
  ⇒ そのために・・・
    毎年クラス替えをしたらどうだろう!?
    小中のつながりをもっと大事にしよう!
    地域や世界とつながる活動をしたいね!
    放課後カフェやスポレクなんかもいいね!

◎未来につながろう
・夢や目標を大切にしよう。
・失敗、大歓迎!!! 
 失敗は悪いことじゃないから、失敗を恐れないで。
 失敗からたくさん学べることがある!
・生徒が主役の学校に。自分たちで未来を創り出す!
・自分はどう生きていくか、自分には何ができるかといったことを考えていくといいね。

◎学びを楽しもう
・メリハリをもって! 
 授業(学ぶとき)と行事(楽しむとき)の切り替えを大切に。
・授業がわかる・できると、勉強が楽しくなるよね!

といったことでした。

 「こんな学校だったらいいよね」という部分では、こどもも大人も同じような思いをもっていましたが、なぜそう考えるか、また、どうしたらそんな学校にできるかという部分では、こどもならではの新しい視点と経験を積んできた大人だからこその視点が交じり合い、お互いに「お~!」、「なるほど!」といった声が上がっていました。

 新生徒会のみなさんは、前生徒会の頑張りを引き継いで、「学校の主役は生徒! 自分たちで学校を創っていくんだ!」と張り切っています。また、先日は、飽海地区生徒会連絡協議会に参加し、他校の取り組みにも刺激を受けてきました。学校評議員さんという大人の声もまた、新たな気づきとなったようです。

 こどもと大人の思いをつなげることで、四中の新たな一歩ができていくことを感じる貴重な時間でした。ご参加いただいた学校評議員のみなさま、ありがとうございました。